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2016年5月

『 色気 』

2016.05.19

blog

店主の思い付きコラム

「 色気 」

大人の男性はある種の「色気」を持っていた方が

カッコいいと思っています。まだまだの若造が

語るのもおこがましいですが、ある種の神秘性、

影、見えない努力など、日本的な言い方をすると

「粋(いき)」に通じるものがあると思います。

先日尊敬できる大人の男性から、お仕事の話し、

人生の話し、夢の話しをたくさんお聞きし、

圧倒される人間としてのカッコよさを感じました。

私のイメージする努力の何十倍も努力をされて

らっしゃるのに、そのことはほとんど関係者に

言うことはないという。

言わないのには

何か理由があおりなんですか?

と聞くと、一言。

「かっこ悪いから」。

こういう部分が粋であり、結果としての色気、

オーラにつながるのだろうと瞬間的に思いました。

私は洋服のことしかわからないが、着るものに

おいて、それは十分に当てはめることが出来る

ものだと思う。

例えばDRESSERSにいらしていただく方の多くは

夏に長袖シャツを着る。そしてジャケットを

羽織ってらっしゃるかたも多い。

夏に長袖、さらにはジャケットを着る。

暑いに決まってる。だけども着用する。

それは

「かっこいいから」

ではなく、楽な恰好をしてしまうのが

「かっこ悪い」と思っているから。

これは結構やせ我慢の境地に近い。

人それぞれに価値観は違います。

違って当然だと思います。

そんなのアホらしいと感じる方もいれば

その行為をカッコいいと思うかたもいるでしょう。

どちらが正しいでも、間違っているでもない。

価値観の違いの話しだと思います。

私は尊敬する先輩の背中を見ていて、一つ

確信めいたものがあります。

「格好つけてることが、かっこいい」

まあ、昭和的な感覚なのかもしれませんが、

痛いのに、痛いと言わない、

懐寂しいのに、余裕ぶって支払う、

重いのに、平気な顔して持つ、

寒いのに、自分のコートを貸す、

つらいのに、笑顔で接する、

自慢したいのに、しない、

大丈夫じゃないのに、大丈夫という、

一見やせ我慢大会かとも思えるこれらの行為は、

実は「相手を想っての行為」がほとんどです。

そういう行為を”恰好を付ける”ということだとすると

「恰好を付けることがカッコいい」ことだなと

確信めいたもののように思っています。

着こなしに置き換えると、相手あっての

着こなしの場合、自分の「ラク」を基準に

着こなすと、どんどん相手への想いが

(いくら想っていても)表現できなく

なっていきます。着る行為とはそういうことです。

また逆に一方、相手から想ってもらえるような

人物にならなければならないなとも思います。

それには自分が相手に対して、想っていることを

着こなしで表現することが先だと思います。

自分も想わないから、あなたも想っくれなくていいよ。

というのは私の世代には、いや私にはきついです。

だれだれと会うから何着て行こう、とか、

こういう人に会うかもしれないから、これ着ておこう、

など、そういう「想って」の着こなしは人柄を

表すものだと思っています。

そんなの古臭いよ、と言われる方も多いと思いますが

ファッションをやってるDRESSERSとしては

そっちの考え方をカッコいいとするお店でありたい

と思います。

格好をつける⇒カッコいい⇒男としての粋⇒色気

と言いながら私自身は全くと言っていいほど

色気とは無縁なキャラクターですが、

ちょっとづつ精進してそういうカッコいい大人の

男性になりたいなと思う今日この頃です。

思いつきコラム的内容を久々に書きました。

 

 

 

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