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大人の所作  ~座るときのコツ~

2018.06.18

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皆様、こんばんは。

先日銀座で食事をしてるときに、隣の席に案内された人が、

椅子に座るとき、クっとパンツの生地を持ち上げて座るのを

横目で見ました。

「あ、この人は分かってるな」

と瞬間的に思いました。

何気ない動作ですが、ほんの0、何秒のしぐさですが、

そういう小さな行動で大人の男性としての信用性や、

その人に受ける印象が大きく左右されるのも「所作」の怖いところであります。

「所作」とは、辞書通りに言うと、

”その場に応じた身のこなし”、

”その場に応じたその場に応じたしぐさ、ふるまい”

のことを言うそうです。

その場に応じた行動が出来るということは、やはりあらゆるシーンを

経験した大人だからこそ出来るしぐさなんだろうと思います。

特に日本では、しぐさにとてもうるさく、あらゆる所作が

「相手を慮るゆえの行動」として存在することも多々あるでしょう。

わたしは日本の着物の所作はまだ全く分からないのですが、

スーツなどの「洋服」にも通じる”所作”が存在するものと思います。

着物で椅子に座る場合、軽く上前を引いて膝に余裕を持たせ、

お尻の下から着物をなでるようにして腰掛けるそうです。

そうすることで、裾をきれいな状態に保ち、シワになりにくく、

窮屈ではない体勢で、姿勢が正しく出来るそうです。

コレはスーツの部門の専門家として、

「スーツにおいても全く同じことが言える」と思います。

座る際に、両足のももの付け根部分の前の生地を、少し上に引っ張ってから

椅子に座ることで、膝に当たる生地の引っ張りを軽減でき、

楽に座ることが出来ます。

またそうすることの付加価値的利点として、膝の生地が伸びづらくなる

(膝が抜けにくくなる)という利点があるので、スラックスにとっても

とってもいいことです。

(分かりづらいかもしれませんが、写真のように引っ張ってから座ります)

 

ほんの0、数秒間の所作ですが、やるとやらないでは美しさが違います。

何より、着てる「ものを大事にしている」特徴的な所作です。

また立った後も、極力きれいな状態、ラインを保っておこう(=清潔感を保つ)

という意思の表れから来る行動です。

椅子に座るときのちょっとした所作で、立ち居振る舞いが美しく、

いつも清潔感を持った着こなしになりますね。

シワシワでヨレたスーツで、相手に会うのは失礼というものです。

その精神から起こる、日常のちょっとした所作は、気にするだけで

出来てくるものです。

良いものを大事に長く着る観点からも、座るときの所作を意識して

良いものを気持ちよく、長く着ることをぜひ楽しんでみてください。

今日は、大人の所作~座るときのコツ~でした。

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