DRESSERS

DRESSERS for Gentleman [Elegant] [Highquality] [Chic] [Shy] [Passion] [Gentleness] [Respect] [Culture]

「文化を創る」

思い出

2023.02.26

「文化を創る」

店主の思い付きコラム

皆さん、こんにちは。

今日は商品紹介でも何でもない、ただのBLOGです。

お時間あるときにでもどうぞ。

携帯の写真を整理してたら、こんな写真が出てきた。

なんと2013年!!!!

え!今から10年前????

ちょっと若い!でちょっと細い!!!!(^^)!

これは2013年に、イタリア、フィレンツェに行ってる時の写真。

1週間アパートを借りて、住んでるときの写真で、

外に色々買い出しに行き、アパートのベランダで食事してる時の風景。

この時は、福岡のFUJITOブランドの藤戸さんと一緒に、

福岡からフィレンツェに行ったときで、一緒に1週間アパートで

暮らしました。

写真をよく見ると、ラーメン!!??が作ってある!んですが、

海外行かれる方はお分かりだと思うのですが、これは海外あるある。

たまに日本食が無性に食べたくなる。

で、保存のきく、しかもほしい味がラーメンってわけで、

いつも棒ラーメン系のものを何種類か持っていきます。

キッチンや食器などなんでも最新がそろっている

アパートでの暮らしならではのやり方ですね。

この写真はインスタグラムの山田個人アカウント @dressers_yamada の方にも

アップしました。

2013年。あれから10年も経つのか~~~と一人しみじみ灌漑深くなりました。

これも、DRESSERSをご愛顧いただくたくさんの皆様、

お一人お一人の熱きファッション魂のおかげです。

皆様ありがとうございます。

コロナがはじまってから、海外は行けていないですが、

また行きたいですね~~~。

ただ飛行機の価格が昔の2~3倍!!!WOW!

まあぼちぼちですね。

LONDONも行きたいな~~

毎回、頑張ってイタリア行ってましたが、

行くたびに、服への考え方、価値観がどんどん成長してる感じを

毎回感じていました。

それこそメンズドレスにどっぷりはまり、職業にしだした24歳くらいの

当時、自分の言ってたり、考えてたり、想像してた内容などが、

本当にお子様すぎて、

今思えば、優しく笑っちゃうような感じです。

机上の空論というのが、言葉通り身に染みて感じます。

そういうのが、お店で直接お客様に何らかの形でお伝えできてれば

嬉しいなと思います。

実際に現地に行って、現地の方を見て、現地の方と友達になって

現地で暮らして、現地で買い物、生活して、見えてくるものが

毎回たくさんありました。

言ったら変ですが、

PITTIでバイイング出張に行っていたら、例え100回行ったとしても

絶対こんな感覚を吸収することはないだろうと確信持って言えます。

僕も東京時代に、バイイング海外出張を経験してる身としては、

あれは完全に「激務仕事」で、マジで分刻みで毎日仕事してるんです。

本当に皆さん大変なんです。

でも、一方、じっくりゆっくり、現地の人と生活を共にする経験、

「暮らしてみる」という経験は絶対に不可能!そんなの会社が

許してくれません。

僕がDRESSERSで個人で行ってる時にもよく思いました。

日本の大手さんも、こういう時間に費用を費やした方が、

もっともっと日本のファッション文化の向上に役に立つのにな、と。

まあ無理ですけどね。

大きいところは大きいところのメリットが。

小さいところは小さいところのまりッとがあって

それぞれ違いますからね。

なんだか何を書いてるのかわからなくなってきました。

言いたいのは、皆様のおかげで、2023年もDRESSERSとして

お店をやらさせていただいてるな~ということで、

皆様に本当に本当に感謝です。

本当にありがとうございます。

これからもファッション魂持った大人の皆様に

ファッションを楽しんでいただけるよう精進します。

DRESSERS

山田

 

コラム:『服は着ないと分からない』

2021.03.13

「文化を創る」

店主の思い付きコラム

皆さん、こんばんは。

今日は、本当に久しぶりの「思い付きコラム」です。

商品紹介はありませんので、お時間あるときにでもどうぞ。

*「店主の思い付きコラム」にご興味ある方は、

ホームページ左に、「店主の思い付きコラム」という欄がありますので

そこをクリックしていただくと、これまでUPしてきたものが

まとまっています。

さて、今日は「服は着てみないと分からない」というお題です。

最近お客様と、よくこういう話になるので、久々に書いてみようかと。

服好きには釈迦に説法のことかもしれません。

でもこのあたりで改めてということで。

服のサイズ表記は、現代においては、まったくナンセンスな

記号になりつつあります。

昭和の時代にはJIS規格という明確なサイズ指標が存在し

(って今でもありますが)、それをもとにした商品が世の中では

販売されていました。だから、表記を見て自分のサイズを覚えて

置けば服を買う時にとても役に立ちました。

しかし、平成も通り過ぎ、令和になってる現在では、

正直サイズ表記が要るのか?とも思うほどに、

どこにも基準が無くなっているのが現状です。

同じブランドで、サイズ表記が同じものでも、

「ん??これは2サイズくらいなんかサイズ感が違うぞ。」

というものもざらに存在します。

それは別にいい加減に作ってるとかではなく、

作る側もあくまで記号としてしかとらえていないということです。

昨今、ネット通販が当たり前になってからというもの、

着ないで服を購入するケースが多くなってきてます。

一度着たことあったり、袖を通して感覚がわかってるモノの

場合には、とってもとっても便利なことだと思います。

私もよく利用します。

またサイズのない物、例えばネクタイやチーフなど、

立体でないものは定規的寸法の話なのでほぼ想定通りでわかります。

そういうものはとても便利ですよね。

ただ先ほども書いたように、同じブランドでもアイテムや

品番が違ったりすると、同じ表記なのにサイズバランスが

全く違うモノもかなり存在するので、

”そのブランド着たことあるから”ということで

サイズを判断すると、痛い目に合うこともしばしばあるでしょう。

(*まあそれも経験として遠回りですが良い経験ですが)

立体のモノは、傾斜や丸み、生地の伸びや体型とのバランスが

数字では表現できないことばかりなので、やはり

「イイモノ」を欲する方は「服は着ないと分からない」ので、

着て確認することがとにかく大事になりますね。

(釈迦に説法ですが)

洋服屋(実店舗)

さんならではの利点はたくさんありますが、

中でも利点は、現物を「試着」出来ること。

だからいろんなお店で試着しまくればいいと思うんです。

(まあ時間と労力はめちゃくちゃかかりますが)

それだけでもたくさんの発見がありますからね。

「思ってたよりはるかに良かった!」もあれば

「思ってたのとなんだか全然違った。。。」もある。

そして、それらその時間や体験が楽しい。

さらにお店の場合、着こなしの技や、楽しみ方などを

お店の方からこっそり教えてもらえるのもいい体験ですよね。

とはいえ、地方都市に住んでると、なかなかそんなに商品的に

色々あるわけではない現状もある。。ムムム。

だからこそ、お店のスタッフが大事なんだと思う。

「色々とめっちゃくちゃ着てる。」

その経験から、

”これは失敗するよ。”

”これは大成功だ!”

”アナタにはこれはおススメしない!”

”これは絶対おすすめしたい!”

をお伝えできるほどの着た経験を持ってることが大事だし

その経験を基にした厳選された商品のみ展開してることが

大事だと思います。

実際に私の経験でいうと、買ってきたものの80%は自分的には

失敗。。。トホホ。。。だけども、だからこそ、

自信をもって、あれはやめた方がいいですよ!なんて言える。

逆に”これはいった方が良いですよ!”とも言える。

余談ですが、

イギリスのファッション業界の重鎮の方の言葉で

とても興味深い言葉がある。

「僕は分からないものを買うほどお金持ちではない」

と言うもの。

”失敗を進んでするなんてお金持ちだね。”という逆説的な

言い回しだが、服屋の私としては、言い得て妙だなと感心する。

これからも「これは良いですよ!」と言えるように、

(また「それはおススメしません!」と言えるように、)

そしてその「良い!!!」という気持ちを皆様と共有し、

”楽しい!””良かった!”だけを提供できるお店、服屋であるよう、

これからもまだまだ精進が必要。

まだまだまだまだ精進します。

皆様、今後ともDRESSERSをどうぞよろしくお願いいたします。

DRESSERS

山田

『お洒落スーツ』MTM:生地紹介

2020.09.21

blog

「文化を創る」

皆さん、こんばんは。

先程も「お洒落スーツ」について書きましたが、

本日も「お洒落スーツ」のおススメの生地をご紹介します。

今日の生地は、全体的に目立たず地味かもしれないけど、

圧倒的にオシャレなスーツになるという生地です。

コチラ。

『 グレーネップ 』です!!

これを、「お洒落スーツ」として着るんです。

シングルスーツで仕上げて、たまに自分好みのベストを

差し込んで遊ぶ。

ブラックシューズでクラシックに決めてもいいし、

決してドレスシューズである必要はない、パラブーツや

ウエストン、レッドウイングなど、黒の革靴でシックに

ドレスワークスタイルに決めるっていうのも面白い。

オックスのシャツを着たり、あえてブラックニットタイで

ワークドレススタイルを作ったり。

また上質なニットを、このネップに合わせて

セットアップワークスーツにしても素敵。

裏地はグレーのペイズリーとか。

いくらでも遊べる。

あまり目立ちたくはないが、ラフに気にせず、誰も着てない

ウエアで楽しむというのもやはり素敵。

これは「ARISTON」の生地なんです。

だから、がちがちのツイードじゃないので、ご安心を。

むしろ柔らかで上質です。

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『 ”お洒落スーツ” MTM おすすめ生地 』

■価格 : ¥129,000-

→→→→「¥89.800-」!!!(9月29日まで)

(カード支払い可(JCB/AMEX以外)

■納期 : オーダーから約2か月後

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DRESSERS

 

「お洒落スーツ」MTMのおススメ生地

2020.09.21

blog

「文化を創る」

皆様、こんにちは。

さて、今日は「スーツ」の生地の紹介です。

こちらの生地。

素敵です。

見て分かる通り、決してビジネススーツではありません。

これはれっきとした「お洒落用スーツ」です。

ジャケットとパンツが共地で、ジャケットに襟が付いてる

ウエアのことを「スーツ」と言います。

ここからの時代、この「お洒落スーツ」こそ、最も重要な

最高に人生を楽しめるアイテムになるでしょう。

早い人ではすでにその風潮があるのも洋服屋としては

嬉しいことです。

スーツ、ここでいう「お洒落スーツ」は、いうなれば

「外で着るウエアで、長持ちするラク着」と言えるでしょう。

海水浴やバーベキューなど、アクティブなシチュエーション

でない限り、一般生活を送る中で、最も楽しめて、最もラクな

ウエアです。

昭和の言葉でいう、スーツは「ヨソイキ」という概念は、

ポケベルレベルですでに無くなっている価値観と言っていいでしょう。

同じ生地で体全体の8割を覆うので、何よりコーディネートが

ラクだということ。中に着るのは、Tシャツでも、ポロシャツでも

ニットでも何でもOK。もしネクタイをしたいとき、しなければ

ならない時には出来る。靴も、革靴はもちろんスニーカーだっていい。

形が決まってて、何色の、どんな柄で着るかが面白い。

さらに、安価な量産系の「誰もが着てる物」は悲しいほどに

お洒落ではない。オシャレが好きな人には、嫌悪感すら抱く行為

だろう。

だからMTM(made to measure)で、自分だけの一着を作ることに

楽しみがあり、また既製品でも、自分だけの一着を見つけることの

楽しさがある。

目立たない方が気持ちいいのか、目立つ方が気持ちいいのか、

それは人それぞれ価値観が違う。

目立たない方が好きな人は、そういう生地を選べばいい。それが個性。

目立ちたい人は、そういう生地を選べばいい。それが個性。

一番最悪なのは「人が着てるから着る。人が着てないから着ない」

という右習えの発想だ。オシャレしたい人はその発想は

今すぐ消し去った方がいい。

自分がどう気持ちいいか、どういうのが好きかを大事に

生地を選ぶことがやはり、着てるときの、安心感や、楽しさに

直結する。心豊かなスーツスタイルになる。

(*改めて言っておくと、これはビジネススーツの話ではない。

あくまで「お洒落スーツ」の話し。)

今回おススメしてる生地なんかは、特に素晴らしい。

グレーのチェック(グレンチェック)に、サックスブルーのペーンが

入れてある。いろんなコーディネートが楽しめる、

まさに「お洒落スーツ」に最適な生地。

「グレー」と「サックス」という、どんな色とも仲良くなれる

カラーだけで構成されてるので、汎用性が高い。

だから、年齢いってもその年の感覚で「良い」と思ったものを

合わせることが出来るので、長く飽きずに着られる。

これは英国のMARLING&EVANSの生地。

ガンガン気にせず着られる良い生地。

ファッション魂を持った皆様の「お洒落スーツ」の活用。

応援します。

*もちろん他にもたくさんの種類の生地柄があります。

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『 ”お洒落スーツ” MTM (M&E) 』

■価格 : ¥154,000-

→→→→「¥99.800-」!!!(9月29日まで)

(カード支払い可(JCB/AMEX以外)

■納期 : オーダーより約2か月後

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DRESSERS

 

 

色気漂うジェントルマンスタイル

2020.08.17

blog

Personal Order Fabric

「文化を創る」

皆さん、こんばんは。

今日は特別なスーツ生地を紹介します。

いきなりですが、今回ご紹介する生地はスーパー150の

イタリアの生地になります。

服好きならスーパー○○という表記はよく目にすることがあると

思います。これは数字の単位が大きくなればなるほど繊維が

細いことを示しています。

一般的にはスーパー100から120がとてもいいスーツということで

世の中では販売されています。

なので今回紹介するスーパー150というのは、かなり繊維の細い

ウールを使用した生地ということになります。

繊維が細いと何の効果が起きてくるか?

それは「軽さ」と「柔らかさ」です。

軽さと柔らかさは、イクオール「着心地」に直結します。

よって『着心地がとても良いスーツ』になるということです。

そしてもう一つが繊維が細いので生地の表面がフラットになり、

適度な光沢感す、なわち「高級感」が見て取れる生地になります。

.

立場のある方や、見た目で分かる上質なスーツを着てみたい、

そういった方は今回のスーパー150のシリーズというのを

強くお勧めします。

.

スーツの基本はネイビーとグレー。この2色に代表されます。

もうひとつ付け加えるなら「ブラウン」です。

今回このスーパー150のシリーズの中にとても美しいブラウン系の

生地がありましたので、この機会に是非皆様にご紹介したいと

思いご案内しました。

.

生地はこちらです。

グレーとベージュを混ぜた通称「グレージュ」と呼ばれる、

上品で美しいカラーです。

そこにやわらかなブラウンのピンストライプが入れてある、

何とも上品で高級感のある生地です。

ブラウンのピンストライプが入っているので、

もちろんコーディネートはブラウンのシューズということになります。

少し上級者向けのスーツであり、コーディネートかもしれません。

ただし、周りの誰もやっていないコーディネートでもあります。

世界ではブラウンスーツはもうすでに当然の定番として認知され

ています。日本でも数は少ないですが、都会では当たり前のように

お洒落の方はブラウンスーツというものを既に手にして楽しんでます。

是非皆さんもすごく上質な生地でそしてグレージュという

美しいカラーで、普通ではない、だけどもとても生活や仕事に

とても馴染む美しい色目のスーツをお召しになってみては

いかがでしょうか。

今回ご紹介している生地は、イタリアのカノニコ社のものです。

カノニコ社というのはイタリアの生地ブランドの多くの生地を

織っている生地屋さんです。

生地を織る大元の工場だからこそ、「コストパフォーマンス」という

意味では大変に高いものがあります。

なので カノニコ社が提案するスーパー150をぜひ楽しんで

いただきたいと思います。

皆様のオーダーを心よりお待ちしております。

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『 VBC Super150’s オーダースーツ 』

■オーダー価格 : ¥150,000- (税込)

■納期:約2か月

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DRESSERS

来たる秋冬に向けて。「オーダースーツ」生地紹介(「HARRISONS」)

2020.07.05

blog

Personal Order Fabric

「文化を創る」

皆さん、こんにちは。

今日はオーダースーツの生地紹介です。

ドレッサーズはオープンして、オーダースーツを始めてからずっと「ハリソンズ」というものをお勧めしてきております。

もう本当にたくさんの方々に着ていただいております。本当にたくさんの方に愛していただいているが故、その証拠として、なんとドレッサーズには、はるばるロンドンからハリソンズの社長さんがこのお店にわざわざに足を運ばれたこともあります!!!

そしてイタリアやロンドンであそこの日本のお店は”Wonderful Shopだ!”と言ってくれてるそうです。

.

今日はそんなハリソンズの中から、

「FINE CLASSICS」という、ド直球のど真ん中の生地の一つを紹介します。

このファインクラシックという生地は、「長持ちする」、「耐久性」、という英国ならではの本物の価値を、非常に地に足のついた形で体現し、誰もがきれいに着られる、そして誰もが嫌いじゃなく着れる、そして誰もが満足して着られる。そういった優れた生地のシリーズになります。

.

定番の色柄は全て揃っています。

そして今日紹介するのは、渋いブラウンの、うっすらとチェックの入った生地です。

こちらです!

めっちゃくちゃかっこいいですよ、これ!!

最近はネイビーとグレーの二大巨頭に加え、ブラウンスーツも完全に市民権を得てきました。

イギリス生地イタリア生地を問わず、新しいシリーズには必ずと言っていいほど数多くのブラウン生地が投入されるようになりました。

ドレッサーズのお客様も2年前ぐらいからたくさんの方が他は普通にブラウンスーツを楽しんでいらっしゃいます。

あまり明るすぎない沈ませたクラシックなブラウンがおすすめです。

ビジネスでも気にせずに着ていただけます。今までネイビーとグレーの2色だけだったところが、ブウランが加わることにより、毎日のコーディネートがかなり面白くなります。

.

今回ご紹介している生地は特に好例で、こういうクラシックな美しいスタイル、そして色気を落としてしっかりと地に足のついた正当なブラウンスーツを着られることをお勧めします。

2ピースでも3ピースでも、とてもかっこいいですよ!

またブラウンスーツは、ノータイやニットとの組み合わせもすごく楽しくコーディネートできるので、そういう意味でも優れていると思います。

 

世界最高峰の英国生地、ハリソンズのファインクラシックで新しい扉を開いてください。

きっときっと満足していただけるはずです。

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『 HARRISONS FINECLASSICS オーダースーツ 』

■オーダー価格(2P):¥176,000-

(*3Pの場合:¥210,000¥-)

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DRESSERS

 

ラジオ的動画:「焦げ茶の靴に合うネクタイの選び方」

2020.04.05

blog

Movies

「文化を創る」

皆様こんばんは。

お客様から頂いたご質問に、音声だけでお答えしていく

DRESSERS山田の「ラジオ的動画」です。

今回は「焦げ茶の靴に合うネクタイの選び方」です。

良ければ聞いてみてください。

何かDRESSERS山田にメンズドレスでご質問ある方は

ご質問お受けしてます。

ご質問はメールにて

matsuyama@dressers-jyd.com

DRESSERS

「 手縫い 」という伝統美学 ナポリシャツの本物

2020.03.23

blog

「文化を創る」

皆さん、こんばんは。

イタリア・ナポリのハンドメイドのシャツを紹介します。

世界の中で、デニムは岡山、グッドイヤーシューズはノーザンプトンというように、

製作場所としての”聖地”のようなところが、各アイテムには存在します。

手縫いのシャツの聖地は「ナポリ」です。

今回は、その「ナポリ」の中でも最高峰のシャツを紹介します。

こちらです。

サックスブルーのロンドンストライプ。

王道ですね。

シャツ一枚でもすでにオーラがあるシャツです。

もちろん方はギャザーで、肩回りの立体を作り、

「腕の可動域」をミシン縫いのそれより1.3倍に高めています。

手で丁寧に寄せながら、肩回りの立体を作っていっています。

身頃の脇回りの外周ぐるりよりも、シャツの縫い合わせてる生地の

外周の方がはるかに大きく、それにより、脇回りはすっきり

スマートに見せて、それでいて腕の可動域を極限まで広げることを

しています。

本物は、袖の生地分量を、袖付けの前身頃より、袖付けの後ろ身頃の

方を多くとり、ゆったりさせています。

ただ手縫いでやりましたというような、なんちゃってナポリシャツは

見た目だけのギャザーで終わっています。それは売るためのヴィジュアル

効果を狙ったもので、実際に着心地、腕の可動域にあまり効果が無いです。

襟のコバステッチも見事です。

ここまで際まで攻めて、しかも美しいステッチは、なかなか本物にしか

出来ないことです。

ジャケット着た時の、Vゾーンに見える襟が、圧倒的に素敵に見えます。

ボタンホールももちろん手縫い・

美しいです。

生地に対して並行ではなく、少し斜めに穴を作って手でかがってあります。

これは、ボタンを、締めやすく、外れにくくするために、昔の職人が

考えた知恵です。

袖口もきれいにギャザーにしてあります。

イタリア系、ハンド系シャツの鉄則は、カフ周りは「ピタッ」と着る。

というのが基本です。ほぼ手首に空間無しで着ます。

カフが移動することを良しとしないのがイタリア流。

その代わり、袖丈を眺めにとって、腕の可動域を確保しています。

良く、”イタリアシャツは袖が長い”なんて言われたりしますが、

なぜか?という理由は、先ほどの通り、カフの外周が狭いからです。

なぜそのような理屈なのかというと、二つ。

1つは、その方が着心地良いから。(生活の中でストレスが無い)

2つ目は、その方がカッコいいから。

だから、袖丈が長いから袖丈を詰めようという発想は、本物の

職人が作るナポリシャツに対して失礼です。

袖丈を詰めるのではなく、カフ周りをボタン移動して

カフをぴったりなるように調節するというのが正しい調整の仕方。

背中のギャザーも丁寧。

腕は前にしか動かさない。腕を前に動かしたときに、

肩甲骨周りを引っ張ることになる。その肩甲骨周りにゆとりを

持たせて、腕の稼働を気持ちよくさせる。

一方、前身頃は面積が小さい。

前身頃対後ろ身頃は、1:1ではない。前が小さく、後ろが大きく

作ってある。

それも何も、ジャケットを着た時に「美しく」、そして「着心地良く」

するための知恵だ。

先ほどのカフ周りと袖丈の関係性も同じ。

ジャケット着た時に、袖が長いなんて見えない。

そもそも人前でジャケットを脱ぐなんて失礼なことはしない。

カフが一定の位置で固定され、決まっているから、腕を動かしても

カフは移動しない。ジャケットの袖に中で、シャツが生地が伸びたり

たるんだりしてるだけ。見た目は常に美しい。

身頃も同じ。

Vゾーンに見えるシャツ生地は極力ゆとりがなくすっきりしてた方が

美しい。ジャケットを脱がないから、背中に余裕がとってある。

常に美しく、そして着心地がいい。

そういう美意識で「本物」は作られている。

「美しさ」と「着心地」。それを最高峰にさせてこそ「本物」の

手縫いシャツと言える。

”ナポリシャツに、身頃が緩いから、背中にダーツを入れて別注しました”

なんてウソみたいなことをしてるシャツが日本にはあふれているが、

職人に対しての侮辱と、文化や知恵を理解してない、商売だけ考えた

なんとも残念なものだ。

そういうことをいろいろ言いだすと各箇所で残念なことがいろいろある。。

だからこそ敢えて「本物」のナポリシャツと読んでいる。

極少しかないが、是非店頭で「着て」確認してほしい。

「服は着ないと分からない」

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『 ナポリ 手縫いシャツ サックスロンスト 』

■価格 : ¥44,000-

(カード支払い可(JCB/AMEX以外)

(「○○円券」使用不可)

■SIZE : 40

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同じ工房のシャツで、色柄違いも店頭にはちらほらあります。

DRESSERS

 

「春夏のパンツ」(:コラム)

2020.03.21

「文化を創る」

店主の思い付きコラム

皆さん、こんにちは。

今回はコラム的内容なの、商品紹介はありません。

お時間あるときにでもどうぞ。

今回のテーマは「春夏のパンツ

特に「普段着」のパンツのことです。

上品な着こなしというものは、年齢を重ねれば重ねるほど

意識を高く持つことが必要となります。

なぜなら、残念ながら、確実に毎年老いに向かうからです。

残念ながらそれはしょうがないので、受け入れたうえで

”意識して”上品な着こなしをしていかないと、

むしろ意識していってちょうどだと思います。

「上品な」という良い方は、すなわち「清潔感のある」という

言葉に置き換えられるかもしれません。

「清潔感のある」着こなしを意識して楽しむ

大人の春夏はもっともっと楽しくなっていきます。

春夏になると、暑いので、なんだか着こなしもだらけがちになってしまうものです。

だからこそ、大人はより意識して「清潔感のある」着こなしを心掛けるように

したいものです。

お子さんと公園で遊ぶとかではない限り、春夏に汚いジーパンなんかは

極力避けた方がいいでしょう。

特に、少し緩めの(伸びた)サイズで、ゆとりある系のジーンズは

いい大人の春夏には、清潔感とは真逆の、「不潔」に見えてしまいます。

おそらく18歳の子供がそうしていても何も思われないでしょう。

大人だから、言い方キツイですが、”オジサンだから”

「不潔」に見られてしまうんです。

理由がオジサンだからって。。。。。

しょうがないですけどそれが理由になっちゃうんです。。。

(*もちろん私も含めて言っていますよ。)

「春夏のパンツ」における、「清潔感のある着こなし」の中で

代表的なパンツの定番がいくつかあります。

例を挙げると、

・ライトグレーウールトロピカルスラックス

・ネイビー系コットンスラックス

・ベージュコットンスラックス

・ホワイトコットンスラックス

・サックスブルーコットンスラックス

・シアサッカー(サックス)スラックス

など

オシャレ上級者は、

・ネイビーウールトロピカルスラックス

上記のようなアイテムが、春夏の大人が履くパンツとしての「定番」です。

清潔感のある着こなしを強く「意識して」コーディネートを考えることで、

大人(おじさん)の春夏のスタイルは、初めて良く見えるものです。

どうしても春夏の涼しいアイテムとして、まず考えるのが

トップスやシューズに意識が行きがちになりますが、

清潔感のある大人の春夏スタイルは、実はパンツがとても重要な役目を担っています

この春夏は、是非パンツに意識して、「清潔感のある大人の春夏スタイル」

を楽しんでみてはいかがでしょうか。

残念ながら、来年は更に1歳年齢を重ねます。こればかりは逆戻りが無いので

早いうちに、大人を意識して「清潔感」を大事にして損はないと思います。

今回は「春夏のパンツ」についてでした。

DRESSERS

 

ラジオ的動画:「既製品とビスポークの違い」

2020.03.10

Movies

「文化を創る」

皆さん、こんにちは。

今回のラジオ的動画は、「既製品とビスポークの違い」についての

山田さんの認識を聞かせてほしいというご質問でした。

思われてた回答と少し違うかもしれませんが、率直な意見です。

お時間あるときにでもどうぞ。

DRESSERS

ラジオ的動画:「クリーニング問題」

2019.12.22

blog

「文化を創る」

皆さん、こんばんは。

DRESSERSの山田です。

今回のテーマは服好きなら皆さん共通の問題

「クリーニング問題」です。

県外の方からメールでご質問いただきました。

全国でDRESSERSのホームページを見ていただいてる方が

いらっしゃるんだと思うと、感激します。

色々ご質問お受けしていますが、

順次、今この内容話したい!と思った順に

話してUPしていきますので、

どんどんご質問お待ちしております。

matsuyama@dressers-jyd.com

お時間あるときにでも聞いていただければ嬉しいです。

4ページあります。

DRESSERS 山田

 

コラム:『生地が暴れる』

2019.12.19

「文化を創る」

皆さん、こんにちは。

今回はコラム的内容なので、商品紹介はありません。

お時間あるときにでもどうぞ。

さて、今回のテーマは『生地が暴れる』ということですが、

言葉だけ聞いたら乱暴な表現ですが、スーツ系の業界には

よく聞く昔からある言葉です。

文字通り、”生地が暴れる”のですが、

どういうことかと言うと、

まず生地の構造から話しておきますと、

生地というのは、経糸と横糸が折り重なって、一枚の布になったものを言います。

そしてその経糸と横糸は、基本的にウール(毛)なので、

伸び縮みします。

それは湿度によって大きく左右されるものだったりします。

もちろん、製品になった後は、引っ張られたり、伸ばさせたりするので

生地の伸び縮み(特に伸び)は必ず起こります。

生地(経糸と横糸を織り重ねたもの)は安定するところがあります。

すなわち、

”経糸と横糸が、何のストレスもなく、伸びも縮みもしていない状態”

のことです。

ちゃんと安定している状態で、ハサミを入れる(生地を裁断する)と、

正しく切れます。

しかし、生地が安定していない状態で、ハサミを入れると、

その後、安定の位置に戻ろうとする毛の力が働き、

切った布は、変な形になります。

1mm、2mmずれただけでも、生地としては大変なことです。

この「変な形になる」ことを、「生地が暴れる」と言います。

例えは外れていますが、見た目の間隔で言うと、

焼肉を食べる時、網の上に載せて、熱を持っていったお肉が

キュ~~ンと丸まっていく感じとか、

イカを焼いたら、クルリンと丸まる感じとか、

そんな感覚の状態ですね。

今回のコラムで何を言いたいかというと、

安いやつは生地が暴れてるとかお構いなしに、安く早く

プレスして、売ってるときに、平らに見えるようにして売ってるだけだよ!

ということを言いたいのです。

生地に水分を含ませて、自然に「安定」するまで待つ。

そして、裁断したら、裁断口が暴れる。そしたら暴れたのが

また安定するまで正しい湿度で待つ。

こういった安定するまで待つという時間が、生地によっても

気候によっても大きく変わるものです。

それらを見極めて、裁断し、縫製するのです。

じゃあ、そうすることで何が良いのか?ということです。

それは、製品になって、誰かが着た後に、きれいなラインや

綺麗な表面、きれいなシルエットをずっと保ってくれるということです。

生地を安定させた状態から、裁断し、また安定させてから縫製することで

生地本来のあるべき位置、細かく言うと経糸と横糸の正しくあるべき位置

にちゃんとあるということです。

それには、時間と手間がすごくかかります。

実は生地が暴れていても、プレスしてしまえば、ひとまずは一枚の

平らなきれいな布になります。

でもそれはそう見えるだけで、もともと暴れてるので、

裁断もめちゃくちゃだし、さらにそれを縫い合わせてるので、

誰かのものになって、誰かが着用した後は、すぐにダルダルになり、

みすぼらしいものになってしまいます。

売ってあるときは、ビシッとプレスしてごまかしてるので

平らにきれいに見えるかもしれませんが、誰かが着用したとたん

もうダルダルになります。。

特に分かりやすいのがスラックスです。スラックスには芯が無いので

生地の赴くままに変化していくので、分かりやすくしょぼいパンツに

なっていきます。

確かに安いし、早いし。そのメリットはあります。

ただし、買った直後、着た直後から、すぐに廃れていくものが

あまりにも多く存在します。

どこのクラスを自分が着用するかはもちろん人次第ですが、

ブランドネームに頼って、中途半端に安いものを買うほど

無駄使いなことはないと思います。

安定していない(生地が暴れる)生地を、裁断し、それをさらに

縫製する。考えるだけでもおぞましい光景です。

あとはバシバシのプレスと、ブランドネームタグをバシッと。。。

いい物を楽しもうとする方には、決しておススメしないモノです。

(*もちろんそのブランドがどうしても好きな方は別ですが)

今回は『生地が暴れる』についてでした。

 

 

カジュアルの定番

2019.12.15

「文化を創る」

皆さん、こんばんは。

以前、スーツ系の「定番」をピックアップしましたが、

たくさんの方からご反響をいただき、カジュアル版も

書いてみました。

とは言え、絞るのに大変で、まだまだ書きたりないものが

山ほどありますが、まずは、という感じで捉えていただければ

と思います。

下にも書いていますが、

あくまで

「DRESSERS的」な定番アイテム、

DRESSERSが考える定番アイテムなので、

ご批判、ご意見は受け付けておりません(笑)のであしからず。

もっともっとありますが、ひとまずの定番ということです。

あくまで、DRESSERSは上品ということが全てのキーワードですので

それをふまえてご参考にしていただければと思います。

DRESSERS

 

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