FIRENZE出張
2019.06.20
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LIVERANO & LIVERANO
皆様、こんばんは。
長い出張から帰ってまいりました。
長らくお店お休みしてしまいご迷惑をおかけしました。
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今回もFIRENZEに行ってまいりました。
いつも以上の気温で、40度近い日もあり、なかなか体力的に
しんどい出張となりました。
しかしFIRENZEはいつもどの角度から見ても美しく、
もう10回以上は行ってると思うのですが、毎回感動します。
景色の写真を撮るのに、目をつぶって適当にシャッター押しても
大概美しい景色が取れてるのがFIRENZE。
この景観を何百年も大事にして、今生きてる人も、何百年前の人も
ともに「美しい」と思えるという感覚はやはり素晴らしいと思います。
そんなことを考えていると、いつかAntonioLiverano氏がおっしゃった
「美しいものはいつの時代も美しいものなんだ」
というお言葉を思い出します。
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今回は久しぶりに「PITTI UOMO」に行ってきました。
久々に行くと、面白い一方、昔とは何だか様変わりしたピッティに
少し驚きました。
なんと言うか、、昔より活気がないというか、、
周りから聞いてはいましたが、だから行っていなかったというのもありますが、
実際に行ってみて、なんだか人は少ないし(昔より)、
コスプレイヤーたちの、写真撮られたいアマチュア集団たちばかりで
昔のような格式高い、選ばれしものだけが入れるあの緊張感が
どこにも無かった。
日本の一部のセレクトショップや百貨店などの、世界でも稀に見る
巨大企業アパレルのための展示会になっている感じ。
とは言え、沢山の人がお洒落を競い合ってる感じは何だか面白かったです。
時代は変わっている、動いているのが面白かったですね。
イタリア人系の本国の方々は、一切と言っていいほどネクタイしてない、
何だったらジャケットも着てない。ポロシャツとコットンパンツなどの
カジュアルをトレンド感満載で着てる感じばかりなのに対して、
アジア圏の香港、中国、韓国等の方々は、20年前を思わせる
クラシックなタイドアップスタイルのスーチングで決めてる感じ。
何が今面白いかが、国の発展事情とリンクして、同じ線路の上を
走ってる感じが、なんだかとても面白かったです。
日本のカジュアルブランドがたくさん至るところに出店してるのも
昔と違う感じで面白かったです。同じ線路の上を行ってるとしたら、
10年後にはアジア圏のブランドがたくさん出店することになるのでしょう。
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PITTIの後は、LIVERANO&LIVERANOでお仕事。
中日にはLIVERANO&LIVERANOで夜のパーテイーもあり、
たくさんの方とお会いできてよかったです。
毎度のFIRENZE出張ですが、実際には、半年後、一年後のことを
色々と仕事しに行くので、すぐにどうのこうのということではないのですが
(これがアパレル業界)今回もとても充実した内容で出来てると思います。
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*なんか写真がいつも昼間のような写真ばかりですが、
たいていの写真は、20:00(夜8:00)くらいの写真です(笑)
夜9時くらいまで明るいので、なんだか体の感覚がおかしくなってしまいます。
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今回はいつも以上にAntonioさんと一緒にいる時間が多く、
長い時間ミーテイングしたり、お話をお伺いしたりすることが出来ました。
お店閉店後も時間ある限り色々とお話しをさせていただき、
最後にお決まりの写真をパチリ。
今後もDRESSERSのフィルターを通して、LIVERANO&LIVERANO
をご提案させていただきたいと思います。
簡単ではありますが、イタリア出張の話しでした。
DRESSERS