「ジャケパン」コーディネートの話し
2023.12.15
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皆さん、こんばんは。
今日は、コーディネートの話です。
最近は「基本のき」がわかってらっしゃる方が多いので
ほとんど話さなくなったいろんな基礎の話の中に
『 コーディネート 』の基本のきっていうのを書きます。
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今回は「ジャケパン」の話。
ジャケパン、「ジャケットとパンツ」の組み合わせのスタイルは、
上とっ下で別の生地、別のカラーを着るので、上下の組み合わせ次第で
すごくおしゃれに見えたり、またすっごくダサくなったりします。
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ダサくならないための、上下の組み合わせの「基本のき」の内容です。
少し例に出して書いてみます。
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セットした生地はこの2つ。
「ブラウンベージュのチェック柄×オレンジペーン」×「ベージュ無地」
で上下で組んでみました。
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昨今、お客様から
「コーディネート力を付けてもらうのも楽しいが、そもそも論で
”コレとコレを合わせて着たらいい!”というように
もう組み合わせてセットで作ってほしい」
というご要望がすごく多いです。
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組み合わせの基本をお伝えしながら、
もうそういうのめんどくさいという方は、
今回もうすでにセットしておりますので、
ぜひこの組み合わせでおつくりください。
確実に洒落てるジャケパンスタイルになりますので。
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今回は「柄ジャケット」と「無地パンツ」の組み合わせ編です。
基本は3つ
①下のパンツは、上のジャケットの色を拾うこと
②上下の生地の季節感を合わせること
③上下の素材の素材感をあわせること
上記3つをきちんと守れば、誰でも素敵なジャケパンのコーディネートができます。
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こちらがジャケット生地 (DRAPERS :90314)
①ブラウンとベージュで基本構成。そこにオレンジのアクセント。
②秋冬に着る生地
③生地に少し厚みがあり、少し起毛して柔らかい。
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こちらがパンツ生地 (DRAPERS:90345)
①ベージュ
②秋冬に履く生地
③370gで少し生地に厚さがあり、ウールなので柔らかい。
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①、②、③の順を追って、ジャケットとパンツ生地の特徴を
書いてみました。
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<ジャケット>
①ブラウンとベージュで基本構成。そこにオレンジのアクセント。
②秋冬に着る生地
③生地に少し厚みがあり、少し起毛して柔らかい。
<パンツ>
①ベージュ
②秋冬に履く生地
③370gで少し生地に厚さがあり、ウールなので柔らかい。
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先ほどの「基本のき」
①下のパンツは、上のジャケットの色を拾うこと
②上下の生地の季節感を合わせること
③上下の素材の素材感をあわせること
に当てはめてみると、
①ジャケットのベージュとパンツのベージュが同じトーンである
②上下共秋冬にきる素材である
③厚さが少しあり、柔らかい素材感である
と基本通りに上下が組み合わせてあるのがわかると思います。
その3つを守ることで、絶対に失敗しないジャケパンのコーディネートが
できるので、簡単ですね。
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*予備の話ですが、例えば
これが、パンツ生地がベージュだけど春夏用とか、ベージュだけど硬い生地とか、
そうなると、「良いんだけどなんか変!」というよく陥る結果になってしまうのです。
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*予備の話ですが、
白パンと、グレー無地パンツは、①「上のジャケットの色を拾う」というルールを
無視してなんでも合わせられるアイテムなので、ある意味ジャケパンのお助けアイテムです。
もちろん季節や素材感はルール通り合わせることが絶対ですが。
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『 ジャケパン 』(柄ジャケット+無地パンツ)の
コーディネートの”基本のき”をお伝えしました。
①下のパンツは、上のジャケットの色を拾うこと
②上下の生地の季節感を合わせること
③上下の素材の素材感をあわせること
たった3つのルールを守れば、誰でも素敵にみえるので、
ぜひ実践してみてください!
DRESSERS
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ちなみに、それぞれのオーダー価格です。
ジャケット:¥165,000-
パンツ :¥66,000-
(*上下セットで:¥200,000-)
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