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5月テーマ : 『 「クールビズスタイル」を楽しむ 』

2014.11.20

「文化を創る」

5月に入り、ビジネスマンの方は一気に衣替えの季節です。

そうです、10月まで半年間も続く「クールビズ」の季節です。ク―

ルビズとは皆さんご存知のように、環境省が環境対策を目的とし

て衣服の軽装化を目的としたキャンペーンです。日本ではほとん

どの企業が賛同し浸透しています。摂氏28℃の中でも快適に

仕事が行えるような軽装スタイルを基本としています。最近では

「スーパークールビズ」という軽装も一般的になってきています。

環境省からはサンダルとタンクトップ以外は可とされています。

一言でクールビズと言っても、日本各地で様々なスタイルが

あります。例えば沖縄ではカリユシを積極的に着たりしています。

一方、東京などの大都市圏ではクールビズの一般的スタイルは

あくまでノーネクタイのジャケパンスタイルが基本になっています。

それぞれの地区ごとで「クールビズスタイル」に大きな違いが

あるものです。

日本にはTPO(Time・Place・Occasion)というすばらしい言葉が

あります。TPOとは、時と場所と場合に応じた態度・服装を使い

わけることを言います。TPOをわきまえた着こなしを行うには、

会う相手や、場所などの状況・環境を分かっておく必要があり

ます。TPOをわきまえた着こなしをするためには、それぞれで

違うクールビズスタイルを頭に置いておかなくてはなりません。

例えば出張でどこかへ行き、相手側がジャケットを着ている

会社の方だったら、コチラもジャケットを着ていかなくてはならない

でしょうし、逆にノータイ、ノージャケットで半袖の会社に、ジャケット

を着ていくと、相手側に気を使わせてしまうこともあるでしょう。

これまではスーツを着てネクタイを締めていれば大概どこで

誰と仕事しようが特段問題はありませんでした。しかし、クール

ビズスタイルが都市別で違う現在、ビジネスマンの方には

今まで以上に、深くTPOを熟考した着こなしが求められる

のではないでしょうか。

ビジネスマンの着こなしは、着ているモノの見た目で印象を

大きく左右し、それが実際のビジネスに大きく影響することは

世界中で当たり前の常識です。だからこそ会う相手に合わせ

て着こなしに配慮することが大事になってきます。都市別や

会社別でルールや価値観の多様化が進む「クールビズスタイル」。

今まで以上にTPOを熟考した着こなしをすることが大事に

なってくるのではないでしょうか。「クールビズスタイル」によって

多様化するビジネススタイルをもっと楽しんでみてはいかがでしょうか。

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